今日はジムに行って軽く走ってきた。更衣室で着替えていると、立派な上半身をしている人がドライヤーで髪を乾かしていた。僕も隣で髪を乾かしていたので、鏡越しに様子を観察していた。よく鍛えている人たちほど、自身の体をまじまじと鏡で見ていることがわかった。
ソーシャルなものはWeb上にたくさんある。ソーシャルな要素をサイトに散りばめることによって、他の人の目を気にし、自分をよりよく見せようとする気持ちが芽生えてくる。見栄を張るのだ。見栄を張る仕掛けを、作り手が組み込む。それにより、サイト上に個々の正確を出すことができるようにするのだ。
最近自分自身がはまりやすいのは、気軽に、時にその他のサービスと連携しながら、個性を主張できるサービスだ。限られた時間の中で、自分らしいことが簡単にできるサービス。そしてまた、インプットしたデータを外部の人に魅力的に感じてもらえるものほど、うれしさも大きい。
逆に、個性を出せないサービスは、情報を得るだけになってしまった。情報を得るだけのサービスは、その都度検索して必要なところだけ参照して用済みだ。特にそのサービスでなければいけないという理由はないのだ。もし、情報を提供することが個性を発揮することになるなら、そのサービスに対する視点はがらっと変わるのだ。wiki的ともいえる。
自分自身がどのサービスのどの点に魅力を感じているのかを整理して、自分の作るサービスに落とし込むことが大事だ。時間の許す限りこの部分は大切にしたい。