先週からアンネの日記を読んでいて、今日の昼に読み終わった。日記が途切れ、あとがきを読んでいてこの何があっても前向きな書き手が送還され人生を終えるということを知り、何も言葉が出てこない。隠れ家となった建物はアムステルダムに保存されているらしい。いつか行ってみたいものだ。
読み終わった後に1940-1945年の出来事について調べていると「シンドラーのリスト」でこの辺りの話が書かれていると知った。ナチスによるユダヤ人大虐殺を扱っている。そこでこれをさっき借りて今見終わった。呆然としてしまった。もちろん音楽、白黒の描写、光の使い方、脚本、そういったものについて素晴らしいと思いながらも、ただただ内容に打ちひしがれてしまった。こんな映画があっていいのだろうか?もっと早く観ればよかった。数えてみると公開された当時は年齢制限で私はまだ見れない年だった。確かにこれは見れない。
2016/01/31
2016/01/17
新日本フィル「戦争レクイエム」を聴いてきた
今日は新日本フィルの戦争レクイエムを聴きにすみだトリ フォニーへ。生で聴けてよかったの一言。こんなにも演出 のある曲だったのかと驚く。ソリストもさることながら合 唱のppがじっくりホールを浸していって、ホールでしか 聴けない響きに。
テノールのボストリッジさんの演奏は初めて聴いた。2. DIES IRAEのソロ。6. LIBERA MEのソロ。ものすごい説得力だった。言葉と表現が結び ついていて、なんとも言い難い。歌い回しのテクニカルな 部分はよく知らないけど、浸るように聴いていた。
3Fで聞いていたので児童合唱は横から聞こえてくる形に 。1Fで聴いたら上から降ってくるように聞こえたのだろ うと思うと、その体験もしてみたかった。ラテン語は子音 の発音が聞き取りづらいのかわからないが、興味深く聞い ていた。英語やドイツ語とは発声が異なっていて、歌うの が難しいのかも。
LIBERA MEの冒頭(だったかな?)のバスドラのトレモロがすご く効果的だった。これは録音だとよくわからないところ。 ダブルベースより低く、地鳴りが鳴る中で天から降りてく るようにソプラノと合唱が降ってくる。すごい曲である。
合唱のppでのアーメンのところが顕著だったが、高音の 解像度と低音の抱擁する伸ばし方のバランスが絶妙だった 。本当に薄く透き通っているのだけど、息づいていてぐー っと響き渡ってくる。お互いにモニタリングしあって響き を想像できないとああいう音にはならない。どういう指示 だったのだろう。
---
#551 定期演奏会 : 新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic
http://www.njp.or.jp/archives/17556
2016年
1月15日(金)19:15開演 会場:すみだトリフォニーホール
1月16日(土)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール
#551 定期演奏会
<当日券・学生券あり>
■プログラム
ブリテン作曲 戦争レクイエム op.66
■出演者
指揮:ダニエル・ハーディング
ソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァ
テノール:イアン・ボストリッジ
バリトン:アウドゥン・イヴェルセン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭
児童合唱:東京少年少女合唱隊
児童合唱指揮:長谷川久恵
テノールのボストリッジさんの演奏は初めて聴いた。2.
3Fで聞いていたので児童合唱は横から聞こえてくる形に
LIBERA MEの冒頭(だったかな?)のバスドラのトレモロがすご
合唱のppでのアーメンのところが顕著だったが、高音の
---
#551 定期演奏会 : 新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic
http://www.njp.or.jp/archives/17556
2016年
1月15日(金)19:15開演 会場:すみだトリフォニーホール
1月16日(土)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール
#551 定期演奏会
<当日券・学生券あり>
■プログラム
ブリテン作曲 戦争レクイエム op.66
■出演者
指揮:ダニエル・ハーディング
ソプラノ:アルビナ・シャギムラトヴァ
テノール:イアン・ボストリッジ
バリトン:アウドゥン・イヴェルセン
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭
児童合唱:東京少年少女合唱隊
児童合唱指揮:長谷川久恵
2016/01/10
スパイラル聲明コンサートシリーズ 螺旋曼荼羅海会に行ってきた
スパイラル聲明コンサートシリーズ 螺旋曼荼羅海会へ。今年1つ目の演奏会。初めて青山スパイラルに行きました。螺旋状の会場を活かして、四方八方から音が飛んでくる。集中しっぱなしの90分でした。そして、90分通しての演奏、お坊さんの集中力がすごい。
面白いのは一人一人の声の揺れ。これが尺八のように揺れを伴って響いてくる。これが30人近い合唱になると、わずかな周波数の違いがうなりを作る。これが四方から歌われることで面白い効果を生み出していた。しかも決まった音程ではなくて、相対的な音程で歌われるので、場面ごとに全然異なる響きに。
太鼓が入るとそれまで歌い上げられていたものが明確なリズムをもって展開される。逆にここで初めて楽器が導入されるとも言える。だいたい最初の60分くらい?はずっと声だけなのだからすごい。
声明と言うのを初めて聞いたけど、風の歌の説得力(と言っていいかわからないけど)がすごいなぁと。それと儀式の歌というのもあって、お坊さんたちの動きがすごく一定で、歌う時の体の動きを感じさせられなかった。自然な体で唱えるというのはよっぽど慣れてないとできないことのように思う。
---
https://twitter.com/suzu_v/status/686189777691881472
螺旋曼荼羅海会 | EVENT SCHEDULE | SPIRAL WEB
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1725.html
■日時:2016年1月9日(土)20:30開演(20:00開場)
1月10日(日)20:30開演(20:00開場)
■会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
◆『螺旋曼荼羅海会』◆
法螺貝・云何唄・散華(上段・下段)・対揚ほか
挿入歌 「風の歌」「夜の歌」作曲:桑原ゆう
出演:声明の会・千年の聲
構成・演出:田村博巳
作曲:桑原ゆう
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル/NPO法人魁文舎/声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲/株式会社ワコールアートセンター
面白いのは一人一人の声の揺れ。これが尺八のように揺れを伴って響いてくる。これが30人近い合唱になると、わずかな周波数の違いがうなりを作る。これが四方から歌われることで面白い効果を生み出していた。しかも決まった音程ではなくて、相対的な音程で歌われるので、場面ごとに全然異なる響きに。
太鼓が入るとそれまで歌い上げられていたものが明確なリズムをもって展開される。逆にここで初めて楽器が導入されるとも言える。だいたい最初の60分くらい?はずっと声だけなのだからすごい。
声明と言うのを初めて聞いたけど、風の歌の説得力(と言っていいかわからないけど)がすごいなぁと。それと儀式の歌というのもあって、お坊さんたちの動きがすごく一定で、歌う時の体の動きを感じさせられなかった。自然な体で唱えるというのはよっぽど慣れてないとできないことのように思う。
---
https://twitter.com/suzu_v/status/686189777691881472
螺旋曼荼羅海会 | EVENT SCHEDULE | SPIRAL WEB
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1725.html
■日時:2016年1月9日(土)20:30開演(20:00開場)
1月10日(日)20:30開演(20:00開場)
■会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
◆『螺旋曼荼羅海会』◆
法螺貝・云何唄・散華(上段・下段)・対揚ほか
挿入歌 「風の歌」「夜の歌」作曲:桑原ゆう
出演:声明の会・千年の聲
構成・演出:田村博巳
作曲:桑原ゆう
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル/NPO法人魁文舎/声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲/株式会社ワコールアートセンター