スパイラル聲明コンサートシリーズ 螺旋曼荼羅海会へ。今年1つ目の演奏会。初めて青山スパイラルに行きました。螺旋状の会場を活かして、四方八方から音が飛んでくる。集中しっぱなしの90分でした。そして、90分通しての演奏、お坊さんの集中力がすごい。
面白いのは一人一人の声の揺れ。これが尺八のように揺れを伴って響いてくる。これが30人近い合唱になると、わずかな周波数の違いがうなりを作る。これが四方から歌われることで面白い効果を生み出していた。しかも決まった音程ではなくて、相対的な音程で歌われるので、場面ごとに全然異なる響きに。
太鼓が入るとそれまで歌い上げられていたものが明確なリズムをもって展開される。逆にここで初めて楽器が導入されるとも言える。だいたい最初の60分くらい?はずっと声だけなのだからすごい。
声明と言うのを初めて聞いたけど、風の歌の説得力(と言っていいかわからないけど)がすごいなぁと。それと儀式の歌というのもあって、お坊さんたちの動きがすごく一定で、歌う時の体の動きを感じさせられなかった。自然な体で唱えるというのはよっぽど慣れてないとできないことのように思う。
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https://twitter.com/suzu_v/status/686189777691881472
螺旋曼荼羅海会 | EVENT SCHEDULE | SPIRAL WEB
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1725.html
■日時:2016年1月9日(土)20:30開演(20:00開場)
1月10日(日)20:30開演(20:00開場)
■会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
◆『螺旋曼荼羅海会』◆
法螺貝・云何唄・散華(上段・下段)・対揚ほか
挿入歌 「風の歌」「夜の歌」作曲:桑原ゆう
出演:声明の会・千年の聲
構成・演出:田村博巳
作曲:桑原ゆう
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル/NPO法人魁文舎/声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲/株式会社ワコールアートセンター