2022/01/01

変化の年

あけましておめでとうございます。

---

今年は変化の年となりました。COVID-19の影響を受けた生活が3年目となり、すっかり社会との関わり方が変わった生活も日常となりました。自分自身も担当する仕事が変わり、この1年は変化の年、自分から変わらなければならない年です。

この1年の主題は学習棄却と委譲です。これまで得意であること、これまで長い時間取り組んできたことを元にしつつも、1つ2つ抽象化し、考え方を磨き、蒸留すること。前提を鵜呑みにせず、なぜをもっと考え、自らの言葉で語ること。1つ1つの事象に対する解像度を上げて、咀嚼し、考えをつくること。これまでと同じであってはうまく行かないことがすでに見通せており、自らを変えることが必要だというのが昨年末にかけて見えてきました。

委譲もまた変わるなかで必要なものです。ただ任せ、放り投げて結果だけを受け取るのではなく。環境をつくり、つなげ、問題を一緒に考え、渡す。フィードバックを続けて、任せていく。今までこれが大切だと思っていても片手間でやってしまっていた委譲という行為について、精度をあげて続ける必要がある。委譲のレベルをあげたいと考えています。何より人に対する委譲というのは、相手がいなければできないこと。特にこの1年は複数人でコトに向かうことの難しさと、そして楽しさを感じた年でもありました。委譲のレベルはコトに継続して向かうレベルの底上げでもあります。2,3年ではなく、10年の期間で委譲と向き合うこと。これが次のテーマだな、と思っています。

---

元旦は今年も東京で過ごしていて、2年ぶりに人の少ない正月の東京を見ています。東京で仕事をするとはどういうことなのか。そういうことをよく考えた1年でもありました。どうせなら、やらぬよりも、やってみよう。1日過ごすなら、せっかくなら前に進んでみよう。そういうスタンスは変えずに、今年一年も健康にやっていこうと思います。

本年もよろしくおねがいいたします。