最近仕事もプライベートも含めた密度が濃い。
「濃い」というのは単純にみればよさそうではあるが、裏返すと時間がないように思う。AIしかり、時間密度をあげることをそれ以前から淡々とやってきた結果、5分10分でできることが格段に増えている。特に仕事に関して言えば、10年前と比べると隔世の感がある。
「考える」行いに対する密度が上がっている。最近は朝、紙の新聞を読んでおり、読みながら別の仕事のことやら生活のことやらを考えている。表の密度と裏の密度があるなら、どちらも濃い。それまでの経験をもとに新たな情報を練りこみ、さらに解釈を重ねていく。ひたすら頭にいれるときもあれば、ただ話して出すだけのこともある。家族、同僚など、毎日話してはあれこれ考える。話しながら考えていることも多々ある。話しながら関心が移ってしまうこともありよくない。ともあれ話す以上に考えるのは早いものである。
密度が上がればただ良いのか、というとそうではない。結果をよくすることは必要だが、常に短距離走をしてながら北極星を目指していては、やはり無理が来てしまう。この春のテーマは脱力と、余裕である。